
こんにちは。
シーサイドレーベルweb担当の飯野です。
今回のメルマガでは
「HTML言語について」と題して
お話させて頂きます。
HTML言語とはホームページを作成するための
プログラム言語ですが、このHTML言語には
HTMLとXHTMLと2種類あります。
そして、それぞれバージョンというものがあります。
W3Cという団体が
「ホームページ作成の基準はこうですよ!」という
ルールを決めています。
■ W3C
流れ的にはこのように
HTML4.0 → XHTML1.0→ HTML5.0
という感じで移行してきたかなと思います。
現在はまだXHTML1.0が主流ではあるのですが、
HTML5.0がだいぶ普及してきている感じです。
どのバージョンでホームページを作っていくのか
迷う所はあると思うのですが、
個人的にはXHTML1.0でのルールを理解してから
HTML5.0も勉強していくのが良いかなと思います。
理由としましては、まだまだXHTML1.0で
作られてるサイトは多いですし、
HTML5.0で作る際にも、全てのタグが使えない訳ではなく
そのまま引き継いでいるタグも多いからです。
どのタイプで作成するかによって
記述するルールも変わってきますので、
HTML言語というのは、いくつか種類があるんだなと
頭に入れて頂ければと思います。
そして、現在はHTML5という仕様に
移行しつつあるんだなと覚えていて頂ければ
と思います。
ちなみに、ホームページのソースを見て
一番頭に
1 |
<!DOCTYPE html> |
と書かれているサイトは「HTML5.0」で
構築されているサイトになります。
こちらはAppleサイトのソースなのですが
このようになっています。
■ Apple
Appleのサイトは「HTML5.0」で作成されているんだなと分かります。
そして、こちらはYahoo!サイトのソースです。
■ Yahoo!
見やすいように大きくしたので、最初の方しか表示されませんが、
実際のサイトのソースを見て頂くと分かると思いますが、
「HTML 4.01 Transitional」という仕様でサイトが構築されています。
「Transitional」というのは
記述ルールみたいな感じです。
・Strict …推奨しない要素や属性などは使えない
・Transitional …推奨しない要素や属性も使える
・Frameset …フレームに関する要素、属性も利用可能
この様に3種類あります。
どれを選ぶかはあなた次第なのですが、
多く使われているのは「Transitional」だと思います。
「Strict」で構築されたサイトはもちろん良いのですが、
どうしても使いたい、使わざるを得ないタグが非推奨のタグの場合、
「Strict」だと問題になってしまいます。
そして、ユーザビリティやアクセシビリティの観点から
現在ではフレームの利用は推奨されていないので
「Frameset」を選ぶことは無いと考えて良いと思います。
そうなると、「Transitional」が
ルールに則りながらも融通がきく書き方が出来ると思いますので
選ばれる事が多いのかなと思います。
様々なサイトのソースを見て
どの様なタイプで作成されているのか
見て頂ければと思います。
では、また来週お会いしましょう。